実践ガイド・ツール活用 2026.04.21 8 min read

IndexNowとは?Bingbotは何分で来る?実測3記事【最短3分】

IndexNowを導入した結果、最短3分でBingbotが訪問したことを示すサムネイル画像
OBS-LOG / 2026.04.21
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IndexNowを導入すると、Bingbotは最短3分で来ます(実測)

AI観測ラボでIndexNowを導入し、記事公開後のサーバーログを確認したところ、最短3分・平均約20分でBingbotが訪問していました。

IndexNowは、サイト側からBingに「このページを更新した」と直接通知するプロトコルです。従来のように定期巡回を待つ必要がなくなり、公開直後のクロール速度を大きく短縮できます。

特に、更新頻度が高いサイトや、CopilotなどAI経由の露出を早めたい場合に効果が出やすい施策です。

IndexNowの仕組み:WordPressからBingへ通知し、Bingbotがクロールする流れ
IndexNowはサイトからBingへ直接通知するプロトコル

この記事でわかること|📖:約5分

  • IndexNowの仕組みと、Bingbotへの通知がどう機能するか
  • WordPressへのIndexNow設定手順(プラグイン導入〜有効化まで)
  • 記事公開後にBingbotが来るまでの実測時間(3記事分のサーバーログデータ)
  • IndexNowで変わること・変わらないことの整理

IndexNowとは何か

IndexNowは、サイト運営者がBingなどの検索エンジンに対して「このURLを更新した」直接通知できるプロトコルです。MicrosoftとYandexが共同で策定し、2021年に公開されました。

従来の仕組みでは、検索エンジンのクローラーが定期的に巡回してページの更新を検知していました。新しい記事を公開しても、クローラーが次に巡回するまで検索エンジン側は更新を知ることができません。

IndexNowを使うと、記事公開と同時にBingへURLを送信できます。Bingbotは通知を受け取った段階でクロールを開始するため、定期巡回を待つ必要がなくなります。

従来のクロールとIndexNowの速度比較:従来は数日〜数週間、IndexNowは最短3分
左:従来の定期巡回 右:IndexNow導入後の即時通知

なお、GoogleはIndexNowに対応していません。Bingbot(CopilotのクロールにもBingbotが使われています)とYandexが主な対応エンジンです。Bingbot経由でCopilotへの露出を早めたい場合に有効な手段になります。

BingbotとCopilotの関係について詳しくは「BingbotはCopilotのために毎日来ていた」をご覧ください。

WordPressへの設定手順

WordPressでIndexNowを導入するには、Microsoftが公式に提供するプラグイン「IndexNow Plugin」を使います。APIキーの取得やファイルのアップロードといった手作業は不要で、プラグインを有効化するだけで自動送信が始まります。

1. プラグインをインストールする

WordPress管理画面の「プラグイン」→「新規プラグインを追加」から「IndexNow」で検索します。作者が「Microsoft Bing」のプラグインをインストールして有効化してください。

WordPress管理画面でIndexNow Pluginを検索してインストールする画面
作者「Microsoft Bing」のプラグインを選ぶ

2. 設定画面を確認する

有効化すると、管理画面の「設定」→「IndexNow」から設定画面を開けます。「Let’s Get Started!」をクリックするとAPIキーが自動生成され、設定が完了します。

IndexNow Pluginの設定画面。APIキーが自動生成される。
APIキーは自動生成される。手動での操作は不要

3. 送信履歴を確認する

設定完了後は、記事を公開・更新するたびにIndexNowが自動でBingへURLを送信します。管理画面の「IndexNow」から「Successful submissions」と「URLs submitted」で送信状況を確認できます。

IndexNow Pluginの送信履歴画面。成功件数とURL一覧が表示される。
「Successful submissions」で送信が機能しているか確認できる

記事公開後、Bingbotは何分で来たか

IndexNow導入後、記事を公開するたびにサーバーログでBingbotの初訪問時刻を記録しました。3記事分の実測データをまとめます。

記事 公開時刻 Bingbot初訪問 所要時間
BingbotはCopilotのために毎日来ていた 4/9 05:02 4/9 05:53 51分
ByteSpiderとは? 4/11 05:56 4/11 05:59 3分
OAI-SearchBotとは? 4/12 05:58 4/12 06:04 6分

3記事の平均は約20分でした。最短3分・最長51分とばらつきがありますが、Bingbot側の巡回タイミングによって変動するため、IndexNow送信後に必ず即時クロールされるわけではありません。観測期間中は、送信から1時間以内にBingbotが訪問していました。

なお、サーバーログ上では、Bingbotは初回アクセス時に「/robots.txt → 記事URL」の順でクロールする挙動が確認されました。

IndexNow送信からBingbot初訪問までの所要時間:3記事の実測データ
3記事の実測データ。サーバーログをもとに計測

IndexNowで変わること・変わらないこと

IndexNowを導入すると、Bingbotへの通知速度は上がります。ただし、検索順位や引用頻度に直結するわけではありません。期待値を整理しておきます。

変わること

Bingbotが新しい記事を認識するまでの時間が短くなります。観測期間中は、IndexNow送信から1時間以内にBingbotが訪問していました。従来の定期巡回では数日から数週間かかることもあるため、公開直後のクロール速度は大きく改善されます。

また、Bingbot経由でCopilotへの露出タイミングも早まる可能性があります。CopilotはBingbotがクロールしたデータをもとに回答を生成するため、インデックスが早まればCopilotが記事を参照できるようになるまでの時間も短縮されます。

変わらないこと

IndexNowはあくまでクロールを促す通知です。送信しても、検索順位が上がるわけではありません。Bingの検索順位はコンテンツの品質や被リンクなど複数の要素で決まります。

Googleには対応していないため、Google検索やAI Overviewへの影響はありません。GoogleのクロールにはGoogle Search ConsoleのURL検査ツールやサイトマップ送信が引き続き有効です。

AIクローラー全体のrobots.txt設定については「AIクローラーの許可・拒否設定【robots.txt実例付き】」をあわせてご覧ください。

まとめ

IndexNowは、WordPressプラグインを有効化するだけで設定が完了する、Bingへの即時通知プロトコルです。AI観測ラボでの実測では、送信から最短3分・平均約20分でBingbotが訪問していました。

  • プラグイン「IndexNow Plugin」を有効化するだけで自動送信が始まる
  • 送信から1時間以内にBingbotが訪問(観測期間中の全3記事)
  • Copilotへの露出タイミングが早まる可能性がある
  • 検索順位への直接的な影響はない
  • Googleには非対応

Bingbot経由でCopilotへの露出を早めたい場合、IndexNowの導入は設定コストがほぼゼロで効果が見込める施策です。Bing Webmaster Toolsと組み合わせると、クロール状況をより詳しく把握できます。

Bing Webmaster ToolsのAI Performanceについては「Bing Webmaster ToolsのAI Performanceとは」をあわせてご覧ください。

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